ニトリでカーテンを探していて、ロールスクリーンにたどり着きました。
とだけ書くと意味不明なのですが、ちゃんとした理由があります。
なぜカーテンではなくてロールスクリーンを買ったのか、実際に家でロールスクリーンを取り付けてみた様子、しばらく使ってみてどうだったか、の3つをご紹介します。
少し長くなりましたが、最後までお付き合いくださいませ。
ニトリ店舗でカーテンを買おうかロールスクリーンを買おうか迷って検索した方は(実際に僕がそうしました)、ニトリのソファーコーナーへ行って座ってからじっくり読んでください。
家などで既に座っている方は、そのままどうぞ!
ニトリでカーテンを探していてロールスクリーンを買った理由
我が家の窓
我が家の窓は、全部で3箇所です。
1箇所は寝室で、100cm×220cmが2枚の窓です。横幅は標準的ですが、高さは少し高めかもしれません。
残り2箇所はサンルームの2面です。サンルームは雨の多い金沢で洗濯物を干すために日光を取り込める部屋です。その目的のために窓が大きく、1面あたり130cm×220cmが2枚の窓になっています。横幅・高さともに標準より大きめです。
ニトリのカーテン
窓の大きさをしっかりとメモして、ニトリに行きました。
カーテンコーナー(→WEBサイトではこちら)に行ってみると、たくさんのカーテンがあります。
そこでサイズを確認してみると、横幅は100cmか150cm、高さは90cm~230cmまであります。
寝室用のカーテンとして、100cm×220cmの遮光カーテンはすぐに見つかりました。
しかし、サンルーム用のカーテンについては、まず、横幅130cmに合うものがありません。それなら横幅は余るけど150cmのカーテンにしようかと思いましたが、横幅150cmのカーテンはなぜか高さ200cmまでなのです。
つまり、横幅100cmカーテンでは横幅が足りず、横幅150cmカーテンでは高さが足りないのです。
既成品が無いなら1cm単位で指定できるオーダーカーテンという手もあるのですが、なにしろ高い・・・。2枚で1万円弱くらいになってしまいます。2面で2枚必要な僕には2万円弱・・・。
ロールスクリーンを発見!
どうしようか悩んでいると、カーテンコーナーの隣にロールスクリーンを発見しました。サイズを確認してみると、横幅は30cm~180cm、高さは180cmと220cm。
そして我が家の窓にピッタリな、横幅130cm、高さ220cmがあったのです!
価格はオーダーカーテンより安く、1枚3,500円(2枚で7,000円)でした。
ということで、最初はニトリでカーテンを探していましたが、ロールスクリーンを買うことにしました。
ニトリのロールスクリーンの種類
ロールスクリーンにもカーテンと同じように、いくつか種類があります。
→ニトリのロールスクリーン
全部で4種類あり、明るい順にすると以下の通りです。
- 採光ロールスクリーン
- 麻入りロールスクリーン
- 調光ロールスクリーン
- 遮光ロールスクリーン
我が家はサンルームで使う予定でしたので、遮光はいりません。
調光も良いかなと思ったのですが、調光のためのボーダーデザインがイマイチ気に入らなかったです。
採光は明るすぎるように思いましたので、最終的に消去法で麻入りに決めました。
ニトリの口コミを見てみると、2018年5月時点で、採光・調光・遮光は5つくらい口コミがありますが、麻入りは口コミがありません。麻入りは人気が無いのかも・・・。
ロールスクリーンの取り付け方
ニトリで麻入りロールスクリーン(130cm×220cm)を買ってきました。お店に在庫が2本しかなかったのでとりあえず2本購入し、残り2本はWEBサイトで発注しました。
このロールスクリーンをカーテンレールにつけていきます。
取り付け方は分かればとても簡単です。
取り付け方を解説しますので、これに目を通せば、実際に取り付けるときには5分もあれば十分だと思います。
カーテンレールに取り付ける
ロールスクリーンは、カーテンレールに取り付けます。
壁にも取り付けられるように説明書や釘が入っているのですが、それらは全て不要です。というか無駄に混乱してしまいます・・・。
カーテンレールに取り付ける人がほとんどだと思うので、壁に釘を打ち込むような説明や部品は省いてしまってよいのではないでしょうか?
カーテンレールのストッパーやランナーを外す
まず、ロールスクリーンを取り付ける前の準備として、カーテンレールのストッパーとランナーを外します。
上の写真は、カーテンレールの端にあるストッパーです。ネジを回せば簡単に外れます。
次にランナーです。(恥ずかしながら、この部分が「ランナー」という名前であることを初めて知りました・・・。)
ストッパーを外せば、そこからランナーたちも簡単に外すことができます。
ストッパーとランナーは失くさないように大切に保管しておきましょう。
ちなみに、我が家のカーテンレールは反対側の端のストッパーが壁に密着しており、外せない状態になっていました。
こうなっていると、反対側からしかロールスクリーンのブラケット(フック)を入れられません。2枚のロールスクリーンをつける場合には、左右の取り付け順番に注意しましょう。
(我が家の場合は、ストッパーが外れない左側に先にロールスクリーンを取り付け、次に右側にロールスクリーンを取り付けるという順番になります。)
ブラケット(フック)をカーテンレールに取り付ける
ロールスクリーンに入っている説明書と部品です。
右上のベージュの部品は、スクリーンを上下させる紐を挟むためのもので、我が家は使っていません。(子供がいる家庭向けの安全器具です。)
右中の部品がブラケット(フック)で、右下にある部品と合わせて使います。右下の釘は不要です。
こちらが説明書。色々と書いてあるのですが、必要なのはカーテンレール付けのこの部分です。1~5の絵の通り進めていきます。
手順1~2に書いてあるブラケット(フック)です。この2つの部品を使います。
2つを合わせてネジは仮止めしておきます。
これでブラケット(フック)が出来上がりなので、これをカーテンレールに取り付けます。
このようにカーテンレールの端から、ブラケット(フック)の上部をカーテンレールの中に入れます。
この状態で、ロールスクリーンの左右の端になる位置に移動させ、ネジを回して固定します。
我が家ではロールスクリーンの横幅は130cmなので、両側から5cmくらいの位置(端から5cmと125cm)になるようにブラケット(フック)を固定しました。
ブラケット(フック)にロールスクリーンをはめ込む
ブラケット(フック)の奥側にロールスクリーンをはめ込み、手前を上に引き上げるとカチッと音がして取り付け完了です。
ちゃんとカチッと音がするので、分かりやすくて安心できます。
2枚のロールスクリーンを取り付けた状態です。
窓の横幅が130cm2枚で、ロールスクリーンとピッタリなので、取り付けはギリギリでした。
普通に1枚ずつ取り付けようとすると、2枚目を取り付けるときに1枚目にぶつかって取り付けられないのですが、1枚目の片側を外して、同時に取り付けるようにすれば両方を取り付けることができます。
上の写真でいうと、左のロールスクリーンをA、右のロールスクリーンをBとして説明します。
- ロールスクリーンAを取り付ける
- ロールスクリーンBを取り付けるために、まず右端のブラケット(フック)に取り付ける。
- このとき、ロールスクリーンBの左端のブラケット(フック)に取り付けようとすると、ロールスクリーンAの右端にぶつかって取り付けられません。
- ロールスクリーンAの右端のブラケット(フック)から外す。
- ロールスクリーンAの右端のブラケット(フック)と、ロールスクリーンBの左端のブラケット(フック)を同時に取り付ける
というふうにすると、ロールスクリーンを2枚とも取り付けることができます。
ロールスクリーンの使用レビュー
しばらく実際に使ってみて、良かったところと、イマイチなところをレビューしたいと思います。
良かったところ
サイズがぴったりでコスパが良い
これは購入を決めた理由で、上記で説明しましたが、我が家の130cm×220cmという大きさはカーテンにはありませんでしたが、ロールスクリーンではピッタリのサイズがありました。
カーテンならオーダーメイドになってしまうため高額ですが、ロールスクリーンは既成品なのでコスパも良かったです。
ちょうど良い採光加減
我が家ではサンルームにロールスクリーンを設置しました。そのため、閉めているときでもある程度の採光のために、麻入りロールスクリーンにしたのですが、これがちょうど良かったです。
採光ロールスクリーンは試していないのでどちらが良かったかは分かりませんが、麻入りロールスクリーンで満足しています。
カーテンのように場所を取らない
ロールスクリーンはカーテンよりもフラットな形状なので、全く邪魔になりません。
カーテンは波打っているので、その分、場所を取っているということに改めて気が付きました。
そのためロールスクリーンの場合の方が部屋が大きく見えるという効果もあるようです。
ホコリが気にならない
カーテンといえば意外にホコリを吸着して汚れているというイメージがあり、たまには洗濯しないといけないという気分になります。
しかし、ロールスクリーンはホコリを吸着するような素材ではないので、ホコリや汚れが気になりません。気が楽です。
また、カーテンがあると窓際の掃除もちょっと面倒ですが、ロールスクリーンは巻き上げてしまえば全く邪魔ではなくなり、窓際の掃除も簡単です。
カーテンレールへの取り付けが簡単
最初にロールスクリーンを見つけたときは、取り付けが難しいのではと心配になりましたが、実際にやってみると驚くほど簡単でした。
少なくとも、取り付けが難しそうだからロールスクリーンはやめようという選択は無いと思います。
イマイチなところ
紐(チェーン)が安っぽい
ロールスクリーン自体はすごく良い感じなのですが、なぜか紐(チェーン)だけは安っぽさがにじみ出ています。
巻き上げ、巻き下げの動作はスムーズなのですが、見た目は如何ともし難いです。
風でカタカタする
窓を開けて風を入れると、ロールスクリーンの下端が壁やガラスに当たってカタカタ音がします。
窓を開けるときには、ロールスクリーンを1番上まで巻き上げるしかないと思います。
ロールスクリーンが2枚だと間が空いてしまう問題
上の写真を見てお分かりいただけるように、我が家では横幅130cmのロールスクリーンを2枚左右に取り付けました。
そうするとロールスクリーンの構造上、2枚の間に隙間ができてしまいます。
気にならないならそれでも良いのですが、我が家は1階なので外から見えないようにしたかったので困りました。
解決案として、ガラスフィルムを貼ることにしました。
まとめ
ニトリでカーテンを探していて、ロールスクリーンにたどり着き、購入・取付してみたので仕様レビューをお届けしました。
良いところ、イマイチなところがありますが、初めてロールスクリーンを使ってみた感想としてはかなり満足しています。
これまではカーテンという選択肢しか思い浮かびませんでしたが、ロールスクリーンは場所を取らず、掃除も楽で、部屋が広く見えるので、場所によってはロールスクリーンにした方が良いところも多いのではないでしょうか?
ロールスクリーンにしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
ちなみに、ニトリで無くとも、Amazonでもロールスクリーンを買うことができますので、こちらもチェックしてみてください。