電気代が高い原因はダウンライトだった!LED化したら月3,000円以上も安くなった話

天井ダウンライト電化製品

引越したらめちゃくちゃ電気代が高くなりました。

前の家はオール電化だったので月1万円ほどでしたが、引越した先は電気ガス別なのに電気代だけで月1万円もの請求が来て驚きました。

 

最初はエアコンが古いせいかも?と疑っていたのですが、原因は天井のダウンライトでした。

天井のダウンライトすべてが普通の電球だという方はいませんか?

LED電球に替えるだけで月3,000円以上も電気代が安くなりました。

照明だけでこんなに変わるとは思っていなかったのですが、なぜこんなに変わったのかをご紹介します。

2022年10月追記:昨今の電気代高騰でかなり注目されているようで人気記事になっています。ぜひぜひご活用いただければ幸いです。

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電気代が高い原因は天井のダウンライトだった

電気代が高い原因を調べてみた

僕の場合は引越しの際に家電を買い替えてはいなかったので、引越しで電気代が高くなった要因は部屋自体の設備にあるはずだと考えました。

そして真っ先に思ったのはエアコンです。

前より広い部屋用である上に、型も古いエアコンだったので、エアコンのせいだと最初は決めてかかっていました。

 

そこでエアコンを使った場合と使わなかった場合の消費電力を調べてみることにしました。

現在ではスマートメーターが付いている家庭であれば、時間毎の消費電力を確認できるので、非常に分かりやすいです。

僕も大阪ガスで電気とガスをまとめているのですが、マイ大阪ガスというサイトにログインして、時間毎の消費電力を確認してみました。

 

マイ大阪ガス 電気代

マイ大阪ガス(https://www.osakagas.co.jp/ssl/my-page/index.html)より引用

こんな感じで時間毎の消費電力を確認することができます。

めちゃくちゃ便利じゃないですか?

 

我が家では、

  • 夜寝ているとき:0.1kWh
  • 昼間にパソコンや照明を使っているとき:0.6kWh
  • 朝晩にエアコンをつけたとき:1.2kWh前後

になる感じでした。

 

確かにエアコンを使っていると消費電力が増えるのですが、思ったほどではないということが分かりました。

むしろ、エアコンを使っていないときでも、そもそもの消費電力(0.6kWh)が大きかったのです。

 

そこで気が付きました。

原因は天井のダウンライトなのだと・・・。

天井のダウンライトが原因だった

すぐに天井のダウンライトを確認してみると、7個すべてが普通の電球でした。

僕は「京都の大家のケチーーーーーー!」と思いました。

京都人はケチだと言われていますが、未だに電球がLEDじゃないなんてショックでした・・・。

前の家(石川)も天井はダウンライトだったのですが、もちろんすべてLEDでした。

 

そもそも照明でそんなに電気代は変わるの?という疑問を持つ方もいらっしゃると思います。

普通の電球を1つだけ短時間使うようなトイレであれば大して変わらないのですが、リビングの照明のように複数の電球を長時間使うような場合はかなり変わってきます

実際に計算してみましょう。

電気代を計算してみる

前提として、我が家の天井のダウンライトは60Wの電球が7個付いていました。

1日12時間ダウンライトを点灯する場合の消費電力は、

60W×7個×12時間=5,000Wh=5kWh

となります。

 

大阪ガスの現在の電気料金の単価は1kWhあたり大体24円くらいです。(正確には階段状の単価となりますが話を簡単化しています。)

ということで1日の電気代は

5kWh×24円=120円

1ヶ月にすると

120円×30日=3,600円

になります。

たかが照明と思っていましたが、月3,600円と考えると結構高いと思うのではないしょうか?

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電球をLEDに取り替える対策

さっそくLED電球を購入

LED電球 okalumi

大家のケチさを嘆いても仕方ないと思い直し、さっそくLED電球を購入しました。

選んだのはOKALUMIというところのLEDで、6個セット、調光対応のものです。

 

LED電球 okalumi

開けてみるとこんな感じで、コンパクトに6個のLED電球が収納されていました。

カスタマーサポートセンターが携帯電話の番号1つというのはかなり不安感がありますが・・・。

 

ちなみに調光対応のLEDにしたのは、我が家のダウンライトは下の写真のようなスイッチで調光できるためです。

調光器 スイッチ

右側のスイッチとつまみが天井のダウンライト用です。

下のスイッチで点灯し、上のつまみで明るさを調整できます。

普通のLEDは調光に対応していないので、調光できる箇所をLED電球に替える場合は必ず調光対応のものを選びましょう。

 

Amazonのレビューには調光が上手くできずにチラつくといったコメントもありましたが、我が家の場合は全く問題なく調光できました。

明るくて、調光できて、大手のパナソニック製よりも安くて、コスパ抜群のLED電球だと思います。

LED電球に取り替えた効果

天井ダウンライト

LED電球に取り替えたところで、肝心の消費電力を確認してみました。

ちなみに我が家のダウンライトは7個だったのですが、LEDが6個セットだったので、もういいやと思って6個だけしか付けていません。

十分明るいので1つなくても問題ありませんでした。

 

天井のダウンライトをLED電球に取り替えた結果がこちら。

マイ大阪ガス 電気代

マイ大阪ガス(https://www.osakagas.co.jp/ssl/my-page/index.html)より引用

圧倒的に消費電力が減りました。

  • 夜寝ているとき:0.1kWh
  • 昼間にパソコンや照明を使っているとき:0.2~0.3kWh(LED化前は0.6kWh)
  • 朝晩エアコンをつけたとき:0.8kWh前後(LED化前は1.2kWh)

です。

 

やはり天井のダウンライトが原因だったのでした・・・。

消費電力が減ったのは明らかですが、LED電力の場合の電気代も計算してみて、その違いを明らかにしたいと思います。

電気代を計算してみる

60Wの電球が7個付いていたところを、4.2W(40W型相当)のLED電球6個に付け替えました。

1日12時間ダウンライトを点灯する場合の消費電力は、

4.2W×6個×12時間=300Wh=0.3kWh

となります。

 

大阪ガスの現在の電気料金の単価は1kWhあたり大体24円くらいです。(正確には階段状の単価となりますが話を簡単化しています。)

ということで1日の電気代は

0.3kWh×24円=7.2円

1ヶ月にすると

7.2円×30日=216円

になります。

月3,000円以上も電気代が安くなった!

60Wの電球が7個だと月3,600円だったのに対して、LED電球にすると月216円。

月3,000円以上も電気代が安くなるという計算になりました!

そして実際に電気代の請求金額も同じように月3,000円以上安くなりました。

 

LED電球は6個セットで3,300円ほどでしたが、1ヶ月で元が取れた結果に。

普通の電球の電気代は高すぎでしょ・・・

天井のダウンライトを使っている方は、普通の電球ではなく、LED電球を使っているか一度確認してみた方が良いと思います。

もし普通の電球を使っているようであれば、めちゃくちゃ電気代を損していることになりますよ!

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まとめ|引越したらまず電球をチェックしよう!

もう僕は誓いました。

引越した時はまず電球がLEDかどうかをチェックするということを。

 

もし普通の電球が付いていたらすぐに外して保管しておき、自分で買ったLED電球に付け替えましょう。

保管しておいた電球は退去するときに忘れず戻し、自分で買ったLED電球はそのまま引越し先へ持っていきましょう。

大家さんも今どきLED電球くらい最初からつけておいてくれよ・・・と愚痴りたくもなりました。

 

兎にも角にも、月3,000円以上も安くなったのは驚きでしたし、早めに気付けて良かったと思います。

何気なく払っている電気代などの光熱費ですが、一度見直してみてはいかがでしょうか?

 

あと、今回の電気代が高いことの原因究明において、スマートメーターによる時間毎の消費電力確認はめちゃくちゃ便利でした。

スマートメーターの導入と時間毎の消費電力確認は絶対にやった方が良いですよ。

大手電力会社も順番にスマートメーター化しているようですが、いちばん早いのは電力会社を変えることです。

すぐに無料でスマートメーターにしてくれるので、まだの方はやってみることをオススメします。

 

電力自由化で選択肢が増えたので選ぶのが面倒!という方は、ガス会社にまとめるのがいちばん簡単でオススメです。

東京なら東京ガス、関西なら大阪ガスに電気もまとめてしまえば、請求がまとまる上に光熱費がお得になりますし、スマートメーターにも変えてくれます。

電力会社選びで迷っているならとりあえずガス会社にしておいて、それからじっくり自分に合った電力会社を選べばいいと思います。