初めてボードゲームを買ったのは「バトルライン」でした。
「バトルライン」は対戦型のゲームです。今度は協力型のゲームが欲しいと思い、「パンデミック」を買いました。
対戦型のゲームだと何度もやっていると実力差が出てきて勝敗が偏ります。
それだとやっぱり面白くなくなってくるので、協力型が欲しくなったという訳です。
パンデミック:新たなる試練の遊び方
2~4人用の協力型ボードゲームです。
プレイヤー側がゲームシステムに勝つか負けるかという勝負になります。
世界観
パンデミックの名前が示すように、病原体の世界的大流行を阻止するボードゲームです。
パンデミックを防げればプレイヤー側の勝利であり、パンデミックが起こればゲームシステム側の勝利です。
パンデミックのゲームマップです。
現実の世界地図と同じです。
現実と同じで、イスタンブール、バグダッド、香港、パリなんかが要所になっている所も興味深いです。
交通の要所であるため、病原菌の流行についても要所となります。
世界は4つに区分けされています。
- 青色:ヨーロッパ~北米
- 黄色:南アフリカ~南米
- 黒色:北アフリカ~中東~中央アジア
- 赤色:アジア~オーストラリア
それぞれの色が病原菌に対応しており、これらが世界的大流行することを防ぎ、治療薬を開発して世界を救うことが求められます。
それぞれの色についてどの病原菌なのかは特に説明はありません。
ネットで調べる限りでは、以下のようです。
- 青色:マールブルグ熱?天然痘?
- 黄色:黄熱病
- 黒色:黒死病(ペスト)?エボラ出血熱?
- 赤色:インフルエンザ
ルール
あんまり詳細を書いても仕方が無いので概要です。
詳細はボードゲームを買って説明書を読めばすぐに出来るようになります!
目的
4種類の病原菌に対する治療薬を開発すればプレイヤー側の勝利となります。
同じ色のカードを5枚集めることで治療薬の開発ができるようになります。
逆に、以下の場合にはプレイヤー側の負け、すなわちゲームシステム側の勝利となります。
- プレイヤーカードがなくなった場合(時間切れ)
- アウトブレイクが8カウントに達した場合(パンデミック)
- 病原体コマを置かなければならないのに足りない場合(パンデミック)
プレイヤー
プライヤーは病原対策チームの一員として、何かしらの職業役です。
各職業には特殊能力のようにその人にしか使えない能力が備わっています。
- 通信指令員:自分のターンに、他のプレイヤーを動かすことができる
- 作戦エキスパート:通常はカードが必要な調査基地設置を、カードなしで設置することができる
- 衛生兵:病原体の除去について、通常は1コマずつのところを、一度に全コマ除去できる
- 科学者:治療薬の開発について、通常はカード5枚のところを、カード4枚で可能
- 研究員:他プレイヤーとのカード交換について、通常は現在地のカード限定であるところを、何のカードでも交換できる
- 危機管理官:イベントカードを再利用できる
- 検疫官:自分がいる都市と隣接する都市に病原菌コマが置かれることを防ぐ
何度かやってみた感じでは、以下の2つが強いかな~と思いました。
- 衛生兵:病原菌コマの除去が簡単なので、アウトブレイクしにくい
- 科学者:勝利に必要な治療薬の開発が簡単
アクション
プレイヤーは自分の手番に、世界中を移動したり、病原菌を取り除いたりすることができます。
手番が終わると、感染のターンといって、病原菌が増やされます。
病原菌を減らしたり、増やされたりを繰り返しながら、大流行を防ぎつつ、治療薬を開発する必要があります。
こんな感じで、各都市に病原体コマが置かれていきます。
どんどん溜まっていくとアウトブレイクといって小規模な流行が起きます。
終盤にはこれが連鎖的な反応となって、世界的大流行を起こしてしまいます(=そうなるとプレイヤー側の負け)。
難易度も調整可!
病原菌の流行を加速させるエピデミックカードというものがあります。
これを何枚使用するかによって難易度が調整できます。4枚:易しい、5枚:普通、6枚:難しいという感じです。
最初は試しに4枚でやってみて、慣れたらずっと6枚でやるのが良いと思います。
まとめ
夫婦・カップルで楽しむには、対戦型より、協力型の方が良いかもしれませんね。
パンデミックは協力型ボードゲームの名作と言われているものなので、最初に買うボードゲーム、協力型で選ぶボードゲームにはとても適していると思います。
何度かやってみたのですが、難易度がちょっと易しいと感じています。
エピデミックカード6枚でも4回中3回は勝てる感じなので、もう少し難易度を上げる工夫を考えたいなあと思っています。ローカルなルールでも良いので。