金沢の地元民は基本的にお寿司ばかり食べるので、海鮮丼はあまり食べません。
僕は東京ではよく食べていたので、海鮮丼というと江戸前というイメージがあります。
金沢の観光地である近江町市場には超行列のもりもり寿司もありますが、いくつか小さな海鮮丼屋さんもあり、どこも観光客で行列ができています。
今回、その中の1つ、『いきいき亭』で海鮮丼を食べてみたのでご紹介したいと思います。
近江町市場のむさし口そばの『いきいき亭』
むさし口
近江町市場にはいくつか入口があるのですが、『いきいき亭』はむさし口という入口のそばにあります。
近江町市場全体からすると隅にあり、観光客がよく通る入口でもないので、大混雑する近江町市場の中では穴場的なお店です。
▼Google Mapではこの位置です。
紙に記入して並ぶ
日曜日のお昼に『いきいき亭』を訪ねました。
お昼時ということもあって店内は満員。待ちは2グループほどだったのでそんなに時間はかからないだろうと、僕達も並ぶことに。
紙に名前と人数を記入して待ちます。その間にメニューを見て決めて予め注文しておけます。
『いきいき亭』の海鮮丼
メニュー
握り寿司もありますが、僕が行ったときは全てのお客さんが海鮮丼を注文していました。
基本的にはメニュー右上の、豪華な特選北陸丼か、看板メニューのいきいき亭丼が注文されているようでした。
僕たちもいきいき亭丼を注文しました。
いきいき亭丼を食べてみた
いきいき亭丼がこちらです。
ご飯とネタは完全に分離されていて、ネタはこのまま皿ごと取ることができます。そしてネタを醤油につけて食べつつ、ご飯をかきこむ江戸前方式です。
まずご飯については、酢飯にかんぴょうと海苔が混ぜ込まれています。ご飯の量についてや、かんぴょうと海苔を入れて良いかについて、確認してくれます。細やかな気遣いがあって好感がもてました。
ネタについては、地魚を中心にだいたい14種類くらい乗るようです。
地魚ではイワシやフグや毛蟹が美味しかったですし、石川産ではなくて申し訳ありませんと言いつつマグロも美味しいものでした。
鮮度はバツグンで、地元民でも観光客でも満足できるレベルだと思います。
1つだけケチをつけるとすれば、ネタが薄いために迫力に欠ける点です。とは言え、2,000円という低価格ですので、このケチをつけるのはちょっとかわいそうな気もします。
まとめ
金沢市民はあまり海鮮丼を食べないのですが、あえて観光地の近江町市場にある『いきいき亭』で海鮮丼を頂いてみました。
2,000円という値段ながら、とても新鮮で美味しい海鮮丼を食べられたので、満足でした。
ほとんどのお客さんは観光客だと思いますが、良心的なお値段で美味しい海鮮丼を提供しており、お店側の気遣いも感じられて、とても良いお店だと思います。
近江町市場は土日はかなり混み合いますが、隅っこにある『いきいき亭』さんは穴場的なお店だと思いますので、近江町市場観光の際はぜひどうぞ。
また、大将いわく「地元の人でも美味しく食べられる海鮮丼を目指しています!」とのことで、実際に僕としても美味しい海鮮丼だと思いましたので、地元民も寿司ばかり食べないでたまには海鮮丼も召し上がってみたはいかがでしょうか?
ということで、観光の方にも、地元の方にもオススメします。