au/KDDI テザリングオプションの有料化と解約方法

au/KDDIとソフトバンクが、これまで無料キャンペーンとしていたテザリングオプションにつていて、キャンペーン終了＝有料化することを発表しました。

僕はauユーザーなので、auについてテザリングオプションとは何かということと、残念ながら有料化されてしまうのであれば解約しましたので、解約方法についてご紹介したいと思います。

テザリングオプションとは

もう忘れてしまったような過去ですが、3G時代には、ダブル定額などといって、定額でデータ量が使い放題のプランがありました。

スマホの本体通信で消費されるデータ量はたかがしれていますが、テザリング通信を使ってPC等でネットをすれば消費されるデータ量は膨大になります。

そこでテザリングを利用するにはオプションを契約して追加料金を払うということになっていました。

LTE導入により、料金プランの改定が起こりました。○GBでいくらという形態です。

これはいわば消費するデータ量の分だけ料金を払う方式です。

この場合、スマホの本体通信であろうと、テザリングでの通信であろうと、消費するデータ量の分だけ料金を払っているのですから、テザリングを利用するにあたって追加料金を払うというロジックは成り立ちません。

そこでキャリア各社も、一応テザリングオプションという枠組みは残しつつも、無料キャンペーンという形で追加料金がかからない状態が続いていました。

しかしここにきて、2018年4月より、auとソフトバンクはテザリングオプションを有料化することを発表しました。

上記のように、このオプションが有料化＝追加料金発生となることにロジックはありません。

ニュースサイトにおいてau広報の回答がありましたが、そもそも有料化にはロジックがないため何の回答にもなっていません。（論点をごまかしているだけ）

auでは新プラン『auピタットプラン』『auフラットプラン』により通信費自体を抑える取り組みをしております。テザリングを利用される際には、オプションという形でご加入いただきたいと考えております

同サイトにソフトバンク広報の回答もあります。こちらは一応の理由付けを回答されています。

弊社としては、通信機をアクセスポイントとして利用するための費用としてオプション料金をいただいています。

ただしこれは通信機＝スマホの機能に対して料金が発生すると言っており、この言い分が正しいとすると、スマホでカメラ機能を使うならオプション料金、スマホでアラーム機能を使うならオプション料金、・・・と言っているのと同じで、ユーザーは到底受け入れられないものと思います。

また、ドコモだけは有料化しない方針であると明言しており、3社の対応・回答を見ても、テザリングオプションが有料であるというのは全くロジックがない話です。

ロジックがないのになぜテザリングオプションを有料化するのかというと、これに反対して声を上げたり解約したりするユーザーよりも、知らずに料金を払ってくれるユーザーの方が多いため、会社の増収になるからという理由だと推察します。

顧客の利便性ではなく、会社側の収益性を優先したということだと思います。

スマホ販売現場では、テザリングオプションは無料キャンペーンだったため、ろくに説明せずに、無料だからオプション付けておきますね～と加入している場合がほとんどだと思われます。

そのため、しっかりと自分のオプションを確認し、テザリングが不要であれば解約することをオススメします。

auの公式Webサイト My auへアクセスします。

au IDとパスワードを入力してログインします。

2段階認証が行われる場合は、スマホにSMS（Cメール）が届き、アクセスを許可する必要があります。

ログインしたら画面下部の『よくあるお手続き』に『オプションサービスの変更』という箇所がありますのでクリックします。

次に『au通信サービスのご利用にあたって』に同意が求められますので同意して先に進みます。

オプションがずらりと並んでいる中から、テザリングオプションを探します。

上記の画像では、僕がテザリングオプションを解約した後なので、現在の状況＝設定なしとなっています。

テザリングオプションに加入していると、『廃止する』という選択肢がありますので、これを選んで画面最下部の「次へ」をクリックしてください。

そして確認画面が表示され、登録完了を知らせてもらうためのメールアドレスを入力し、画面最下部の「この内容で申し込む」をクリックすれば完了です。

au公式サイト（My au）で簡単にテザリングオプションの確認／廃止が可能です。

分からなければお客様センター（157）に電話するか、auショップに行けば確認／廃止ができます。

僕個人としては、今回のテザリングオプションには有料化するロジックはなく、キャリアの収益のためとしか思えません。

テザリングオプションで無駄に料金を取られないためにも、多くのauユーザーがしっかり確認／廃止を行ってほしいと思います。