マンションのお風呂(浴室)によくあるカバーをかぶった照明をLED電球に変えてみたところ、見事に点かなくなりました。
これまで使っていた白熱電球に戻すと点きます。
なんで?LED電球には対応してないの?
ということが、実はこれまで2回ありました。
1回目はマンションの管理会社に連絡して、工務店さんが来てすぐに解決。理由も教えてくれました。
2回目(引越し後の別のマンション)は、しばらく考え込んだ後、そういえば!と思って1回目を思い出して自分で対応。ちゃんと点くようになりました。
これって結構起こることなのでは?と思ったのでお風呂の照明が点かないときの対策をご紹介します。
お風呂の照明が点かないときの対策
LED電球に変えたら点かなくなった
LED電球が1つ余っていたので、お風呂の照明を白熱電球からLED電球へと取り替えることにしました。
お風呂の照明は1日に1時間も使っていないので、白熱電球からLED電球に替えたところで電気代の節約は小さいですが、やらないよりは良いです。
で、さっそくカバーを外して、白熱電球を取り外し、LED電球を取り付けました。
スイッチ・オン!
・・・点かない。
なんで?LED電球には対応してないの?
と思ったのですが、いくつか注意点はあるものの、基本的にはLED電球はどこでも対応しています(白熱電球から交換可能です)。
LED電球は他の場所では点いていたので、LED電球が故障しているということもありません。
ということが、僕はこれまで2回ありました。
1回目は訳が分からず、マンションの管理会社に連絡して、工務店さんに来てもらいました。
すると速攻で解決。
来てもらったのが申し訳ないくらいだったのですが、工務店さん曰く「これ、よくあるんですよ」とのことでした。
2回目(引越し後の別のマンション)はこれを思い出して自分で解決しました。
原因:ソケットとLED電球の接触不良
お風呂の照明はカバーと電球を取るとこんな感じになっているかと思います。
中央にあるのが電球を取り付けるソケットです。
このソケットにある2つの金具とLED電球が接触不良なのが原因でした。
▼分かりやすいように、場所を色付けしました。
ソケットの方は、赤四角と青四角で囲った2つの金具です。
電球の方も赤四角と青四角で囲みました。
ソケットと電球の赤四角同士・青四角同士が接触することで、通電して電球が点くことになります。
今回は交換前の白熱電球はちゃんと接触していたのに、白熱電球を取り外したときか、LED電球を取り付けたときに、ソケットの金具が引っ込んでしまい、LED電球が点かなかったようです。
対策:金具を引っ張り出す
対策はもう物理的にソケットの金具を引っ張り出すことです。
マイナスドライバーでも突っ込んで、金具を引っ張り出しましょう。
(当然ですが、スイッチは切っておいてくださいね。感電してしまいます。)
僕の場合、1回目は赤色の方、2回目(引越し後の別のマンション)は青色の方が原因でした。
ぱっと見ではどちらが原因かは分かりにくいこともあるので、両方とも引っ張り出すことをオススメします。
ただ、あまりに力を入れると金具が壊れてしまうかもしれませんので、慎重にやりましょう。
別の原因
僕の場合は、これまで2回中2回とも上記の対策でLED電球が点くようになりました。
この対策でもダメな場合は、
- LED電球が故障している
- スイッチが故障している
という原因も考えられます。
LED電球の場合は寿命が長いこともあって電球が切れているということは少ないと思いますが、何らかの原因で故障しているという可能性はあります。
別の場所でLED電球が点灯するか試してみてください。
スイッチが故障している場合は、LED電球に変えても、元の白熱電球に戻しても点かないかと思います。
この場合は、電気スイッチや配線の修理・交換となるため、素人にはできません(厳密に言うと電気工事士の資格が必要です)。
賃貸マンションの場合は管理会社へ連絡、持ち家の方は生活110番を利用すると良いかと思います。
お風呂用のLED電球の選び方
密閉型器具対応
お風呂(浴室)のLED電球を選ぶにあたって、特に注意するのは、密閉型器具対応であるかどうかです。
お風呂の照明は、写真のようなカバーで密閉することで防水・防湿化していますが、密閉状態に置かれたLED電球は自身の熱で故障してしまいます。
これに対応して密閉型器具でも使用できるようにしたLED電球には、”密閉型器具対応”と記載されています。
お風呂(浴室)で使うLED電球は必ず”密閉型器具対応”の中から選びましょう。
⇛参考)Amazonで販売されている密閉型器具対応のLED電球
他は一般的な選び方と同じ:サイズ、明るさ、色、広がり
あとは一般的なLED電球の選び方と同じです。
順番に簡単にご紹介します。
サイズ
サイズの意味は2つありまして、1つは口金サイズ、もう1つは全体のサイズです。
口金サイズとは電球の根本(ソケットにはめる部分)の直径です。
一般的には、お風呂(浴室)の電球の口金サイズはE26口金(26mm)です。
これまで使っていた電球を見れば大きさが分かると思いますが、特に何も記載されていない場合は、実際に直径を定規で測れば分かります。
一般家庭で利用する電球の口金サイズはE26口金(26mm)かE17口金(26mm)なので、測らなくても分かると言えば分かります。
全体のサイズについてですが、これはよっぽど照明のカバーが小さいものでなければ、大体は入りますのであまり気にしなくても良いです。
僕の場合は、もともと付いていた白熱電球より、LED電球の方が一回り大きかったのですが、特に問題ありませんでした。
▼実際の電球の写真がこちら
これが実際に使った電球で、左が付け替えたLED電球、右がもともと付いていた白熱電球です。
LED電球の方が大きいですが、特に問題はありませんでした。
明るさ
最大ワット数は照明カバーを外したところに書いてあると思いますが、一般的には60W(60形)です。
60W以下であれば明るさは好みの問題ですが、個人的には40W(40形)で十分だと思います。
色
こちらも好みの問題ですが、一般的には電球色(オレンジ色)だと思います。
日中過ごすリビングのような場所は昼白色にする(夜は電球色の照明に切り替える)ことが多いと思いますが、お風呂は夜に入ることが多いでしょうから電球色が良いと思います。
広がり
3種類あります。
- 全方向タイプ(260°)
- 広配光タイプ(180°)
- 下方向タイプ(140°)
お風呂(浴室)の照明は壁から突き出た形になっている場合が多いので、広配光タイプ(180°)が良いかと思います。
オススメのLED電球
上記の条件を満たすLED電球として、Amazonの売れ筋ランキングで1位なのはこちら(2019年3月現在)。
僕は余っていたLED電球を使っただけですが、パナソニックの全方向タイプです。
まとめ|お風呂の照明が点かない時はソケットを疑え!
お風呂の照明が点かなくなった時や、白熱電球からLED電球に取り替えたら点かなかった時には、まずソケットの金具を確認してみてください。
僕の場合はこれまで2回中2回ともソケットの金具が原因で、金具を引っ張り出すだけで、簡単に速攻で直りました。
電球が切れている、故障していると思い込んで新しい電球を買うのはもったいないので、まずはソケットの金具を疑ってみると良いと思います。
そして、白熱電球は電気代をくいますので、できればLED電球(密閉型器具対応)への交換をオススメします。