賃貸マンションの火災保険(損害保険)は自分で加入した方がお得

賃貸マンション 火災保険 損害保険お得情報

これまで10回ほど賃貸マンションを探して引越しをしました。賃貸マンション探し・契約や引越しは慣れたもので、色々なコツが分かってきました。

知らないうちは不動産屋の言うがままでしたが、知ってからは毎回やっていることの1つが、火災保険(損害保険)は自分で加入するということです。

自分で加入した方が絶対にお得だということをご紹介します。

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賃貸マンションの火災保険(損害保険)

不動産屋が斡旋

賃貸マンション 火災保険 損害保険

suumoなどの賃貸サイトで物件を探すと、必ずと言っていいほど損保という項目に2年間の保険料が記載されています。

利用者側が何も言わないでいるとさらっとこの金額が初期費用に乗ってきます。

相場は2年間で1.2万円~2万円くらいでしょうか?

実はこの金額は結構高いので自分で火災保険(損害保険)を契約した方が絶対にお得です。

自分で保険を契約してもよい

社会人になって社宅(借り上げマンション)に住んだとき、火災保険(損害保険)は会社の団体保険に自分で加入する形式でした。

その次に社宅でない賃貸マンションに引越すことにしたのですが、保険は会社の団体保険の方が全然安かったので、不動産屋に「会社の団体保険があるのでこれでいいか?」と聞いたところ、すんなりOKが出ました。

その後も、同じ保険を使いまわしているのですが、不動産屋から断られたことは1回もありません。

賃貸マンションの火災保険(損害保険)は自分で選んで加入したものでOKなのです。

賃貸マンションの保険に必要な条件

ただし、毎回必ず不動産屋から確認されることがあります。

それは「借家人賠償責任保険」が1,000万円分ついていることです。

借家人賠償責任とは、賃貸マンションを借りる側が、大家に対して賠償責任(原状回復義務)を負うことです。これに対して1,000万円支払える保険であることが求められます。

例えば火事を起こしてしまった際には、部屋を原状回復して大家に返す責任があり、そのためにこの保険が利用されます。

逆に言えばそれ以外の条件は指定されることはありませんので、自分の好きなように保険を組むことができます。(例えば地震保険や家財保険など)

保険範囲が小さければ、保険料も安くできます。

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自分で火災保険(損害保険)に加入する

ネットで比較見積りできる

インターネットで「火災保険 比較」などとすれば比較見積もりができます。

また、保険会社のWEBサイトでも見積りが可能で、例えば今回僕が契約した損保ジャパン日本興亜の住まいの保険でも簡単に保険料を確認することができます。

保険内容によって保険料は変わってきますが、大まかには、地震保険の有無と、家財保険の保険額の2つを選ぶことになります。

地震保険あり、家財保険を高額にすると保険料は高くなります。高額な家財がなければ、地震保険なしで家財保険は最少額(100万円等)で良いのではないでしょうか。

会社の団体保険はさらにお得

団体割引が適用されるため、会社で加入できる保険はさらにお得になります。

僕の場合は既に退職済みなのですが、元居た会社の団体保険に加入することができるため、ずっと利用させていただいています。

現サラリーマンの方、元サラリーマンの方はそのような団体保険の制度がないか会社に確認してみると良いと思います。

実例

僕の場合を紹介すると、

  • 地震保険なし
  • 家財保険100万円

の5年間契約です。

5年間契約といっても途中解約すれば、残りの年月数分の保険料は返ってきます。

当然「借家人賠償責任保険」は1,000万円分ついています。(保険会社も大家・不動産屋からこの条件があることは分かっているので、どの保険を選ぼうとデフォルトでついてきます。)

保険料は、年間約2,600円(5年で13,000円)でした。不動産屋に任せると2年間で2万円くらいするのと比べるとはるかに安いです。

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まとめ

賃貸マンションを借りる際には、火災保険(損害保険)は不動産屋の指定ではなく、自分で契約するほうが絶対にお得です。

僕の場合は5年間で1.3万円。不動産屋の指定の相場は2年間で1.2万円~2万円です。

自分で火災保険(損害保険)を選ぶ場合は、「借家人賠償責任保険」が1,000万円分つけることだけは忘れないようにしましょう。(と言っても大抵の場合はデフォルトでついています。)

あとは、自分に必要な保険範囲を考えて取捨選択し、お得な火災保険(損害保険)を契約しましょう。

※保険内容が自分の選んだもので問題ないか、不動産屋(大家)に確認をとることをお忘れなく!