漫画「ちはやふる」41巻の感想:クイーン戦に向けた役割と重圧【ネタバレ】

2019年3月13日に発売となった「ちはやふる」41巻です。

表紙の左は千早として、右は誰?と思ったのですが、中を読んでみるとどうやら姉の千歳だと思います。

モデルや女優の駆け出しで、かるたをする千早を小馬鹿にしていることもありましたが、クイーン戦挑戦が決まり、世間が妹・千早に注目されだしたことで、嫉妬やストレスを感じ始めます。

これまであまり触れられずにきましたが、こういうエピソードはやっぱり入ってきますよね。逆に千早にとっては未知なるクイーン戦への1つの重圧や障壁となってきます。

それでは、41巻をご紹介します。

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ちはやふる41巻の内容・あらすじ

第209首:YouTuber詩暢と迫る千早

40巻から引続き、2人の元クイーン(渡会さん、猪熊さん)による、対クイーンの千早の練習が続きます。

現クイーンの若宮詩暢と戦うにあたって、攻めるべきは左下段、守るべきは自陣左下段ということは分かっている千早ですが、どうやればそれができるのか、分析・理解が追いつきません。

一方で、若宮詩暢がYouTuberとなって続々と動画をアップしていることがかるた界では話題となります。

「強いのは結局どっち?」という質問に答えるため、新の家に押しかけ、かるたで勝負するも3連敗するクイーン。

動画はちゃんと編集されつつ、面白くするためのテロップや効果音も入っていることで、どんどん拡散していきます。

その動画の中で詩暢が呟いた「札がみんな なんとなく新を好きで イラッとする」という言葉に、何か気付いた千早は札を並べだします。

読み札(絵札)の方を並べた千早は、詩暢の札の配列や「札はみんなこんくらいの小さな神様みたいに見えてます」という言葉の意味を理解するのでした。

それと同時に、攻めるべきは左下段、守るべきは自陣左下段という意味も分かり、詩暢を一番理解するもの(=本当のライバル・友達)になることを再度誓います。

第210首:それぞれの思い

久しぶりに太一スタートです。周防さんとの会話する中で、周防さん家族の存在がまた意識されます。周防さんが語った兼子(ゆきこ)ちゃんという人物を探し始めます。

場面は変わって、新に挑み続ける詩暢。YouTubeに動画を上げ続けていることも学校にバレ、母親からも怒りの電話を受け、帰ることにします。

帰り道で新からなんでユーチューバーになろうと思ったのかと聞かれ、金のためやと言いつつ、プロになるためのスポンサー探しをする中で、知名度の無さを思い知ったことを話します。

動画編集のできる小石川くんや、台本を書いたりテロップを入れる桃ちゃん(唯川桃)の協力のもとYouTuberとなったことが判明します。

親に迷惑をかけているだけなのか?と迷う詩暢ですが、そんなことないと新は励まします。

後日、詩暢は高校の同級生に責められますが、「有名になりたいんやない 仕事を作りたいんや」と決意を吐き出し、それを見た母親も考えを変えていくのでした。

一方で、千早には猪熊さんの夫であるTVのプロデューサーから取材依頼が入ります。

そして太一終わりです。なぜか長崎の周防さんの実家まで来ちゃった太一でした・・・。

第211首:それぞれの役割

FBで情報収集するとあっさりと見つかった周防さんの実家にやってきた太一を、周防一家はついに初めてファンが来たとはしゃいで家に招きます。

温かい家族を前に、周防さんが実家に帰れない理由が何なのか分からなくなる太一ですが、ついに話に出ていた兼子(ゆきこ)ちゃんという人物に会います。

周防さんの叔母にあたる(周防さんの父の姉)兼子さんは、サングラスをかけて農作業をしていました。

網膜の病気で視野が欠けてしまうからサングラスをかけていると話し、久志(周防名人のこと)は元気にしとるやろか?と心配している様子に、何かを悟った太一でした。

名人戦に脱落した太一は自分の役割を考えるようになっています。

そんな太一や、かるたのプロを目指すことに悩む詩暢たちの前に、千早がTV出演します。

「私 若宮さんに負ける気しないんですよね」と挑発的に話す千早。インスタやTwitterも始めたという言葉に周りは唖然とします。

千早は詩暢を1人にはさせないという自分の役割を務め始めます。

そんな挑発を見て闘志を剥き出しにする詩暢の前に新が訪ねてきて、またかるた勝負が始まります。

小石川くんや桃ちゃんが動画撮影を始め、詩暢の母親もそれを許可するばかりか協力しだします。

第212首:クイーン戦ではクイーンが圧倒的に有利

珍しく姉の千歳の話です。

青春映画かと思ったらホラーだったという映画の撮影中ですが、撮影現場でも千歳の妹である千早が話題になります。

美人姉妹といういいコンテンツだと言われ、インスタにツーショットを上げればいいね!が付きまくるという状況に、姉・千歳は複雑な表情を浮かべます。

その妹・千早は、新と詩暢が一緒に練習していることを気にしながらも、渡会さん、猪熊さんの2人の元クイーンと練習に励みます。

送り札を「詩暢ちゃんの気持ちで選んでみました」と言い、詩暢の札の配置や送り札の理解が進んでいる様子です。

帰り道に渡会さんは「クイーン戦ではクイーンが圧倒的に有利・・・」と意味深につぶやきます。

千早は帰り道で詩暢のYouTube動画を見ます。そこにはついに新に初勝利した詩暢が嬉し泣きする姿が。

詩暢ちゃんを1人にはしないと荒野を登っていったら、そこには新と詩暢が居たような気がして立ち尽くす千早でした。

家に変えると姉・千歳が、千早に「やる気があるんなら事務所の社長が会いたいって言ってるんだけど」と言いますが、千早は「ないよ 興味」と素っ気なし。

妹に注目が集まる状況がストレスだった千歳は「中途半端に出てくるな」と当たります。

クイーン挑戦者には初めてのことがたくさんふりかかってくる・・・クイーン戦ではクイーンが圧倒的に有利であることを思い知るのでした。

第213首:千早は1人じゃない

詩暢に負けた新も、悔しさと怖さを感じていました。勝ちやすい相手(詩暢ちゃん)に逃げてる場合か?と自問自答し、名人を目指す重圧を感じ始めます。

ついに年が明けてお正月です。千早にはTVの密着が。

テレビ用の声でしゃべる姉・千歳との中は微妙なまま・・・。

かるたの歌を思い出して集中する千早の前に、瑞沢高校かるた部の後輩たちが初詣の誘いに来ます。

1人だと思っていた千早には、瑞沢高校かるた部の後輩たち・仲間たちがいるんだと思い出し、クイーン戦の大盤係を花野菫に頼みます。田丸と2人でやります!と心強い後輩たちでした。

そこへ新から電話が。新はイメージできていると言います。「千早がまず詩暢ちゃんに勝って そのあとおれが周防さんに勝つんや」と。

その一方で花野菫には太一からLINEが。実は後輩たちを千早の元に向かわせたのは太一だったことが判明します。

新の「今週末には おれらの最初の夢をかなえよう」という言葉で41巻は終わります。

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ちはやふる41巻の感想

クイーン戦・名人戦に向けて、多くの登場人物の思いや役割が交差しあった41巻でした。

それにしても、新と詩暢ちゃんは仲良すぎやろ!と突っ込まずにはいられなかった読者も多いのではないでしょうか。そのくせ最後はちゃんと千早に電話してくるし。

読者的には太一が裏で思っていることや、実際に行動していることを知っているので、やっぱり太一に肩入れせずにはいられないですよね~。

このままクイーン戦・名人戦に突入していくんでしょうが、物語的にはもうこれが最終巻でも良いくらいに仕上がってきましたね。

クイーン戦・名人戦で完結するのか、まさかの大学生編に突入するのかも、そろそろ気になってきました・・・。

 

42巻はついにクイーン戦と名人戦がスタートすると思われます。

42巻の発売待ちです!

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