2012年12月3日に発売された「きのう何食べた?」7巻です。
表紙はシャンパンかなにかで乾杯しているところで、冒頭のクリスマス回のイメージになっています。
波乱のクリスマスディナーから、お正月はシロさんの実家へケンジを連れていくという重要シーンもあります!
それでは、7巻をご紹介します。
きのう何食べた?7巻の内容・あらすじ
#49 クリスマスディナーの戦い
小日向さんとジルベールが、シロさんとケンジの家に初訪問で、クリスマスディナーです。
なぜかお互いのパートナーとの愛の絆の深さで戦うケンジとジルベール。
お料理はシロさんで、お酒は小日向さんが持ってきてくれました。
ということで今回のメニューです。
- 鶏肉の香草パン粉焼き
- 明太子とサワークリームのディップとバゲット
- ツナサラダ
- ほうれん草入りラザニヤ(ミートソースにオリーブオイルで焼いた輪切りのナスをプラス)
- ブロッコリーとあさりのペペロンチーノ
上3つは定番メニューで、ラザニヤはちょっと改良版、一番下は追加メニューです。
クリスマスの定番メニューについては2巻の#9で紹介されています。

ジルベールは「何このデブ製造機みたいなメニュ~~!」などと文句を言いながらも、味は気に入ったようで、一番の若者だけあってよく食べてくれました。
口直しにアールグレイのミルクティー味のシャーベットを食べながら、お正月の話に。
そこでシロさんは突然「正月はケンジを連れて俺の実家に帰ろうと思って」と話し出します。
前年のお正月(5巻の#39)にシロさんが両親に約束してきた件です。

親に恋人を紹介するのはどうかと思うよというジルベールに対して、シロさんの両親やケンジに対する熱い気持ちが語られます。
それを聞いたケンジは「絶対行くから!ね!」と言いつつ、ジルベールには「勝った!」の目線。
負けを悟ったジルベールはさっさと帰っていったのでした。
#50 シロさん実家へケンジを連れて行く
珍しくスーツを来たケンジを連れて、シロさんは実家へ帰ります。
シロさん両親とケンジの間に微妙な空気が流れつつ、シロさんと母は料理へ、ケンジと父はシロさんのアルバムを見ることになります。
高校生の卒業アルバムを見ながら、勉強ばかりして呆れていたという父。
ケンジは「史朗さんは自分が同性愛者だと分かっていたはずだから、独身だと出世しづらいサラリーマンではなく、一匹狼でも稼げる弁護士になろうと心に決めてたんじゃないでしょうか」と話します。
ケンジも同じように自分の腕一本でやっていける美容師になったとのこと。
これってゲイあるあるなんでしょうかね?
一方、シロさんと母はさすが手際よく料理です。
ということで今回のメニューです。
- 鶏のから揚げ
- かぶの葉のじゃこ炒め
- かぶとにんじんの酢のもの
- 小松菜のからしあえ
- えのきとわかめのみそ汁
食べ始めたところでシロさん父が母を呼び出し・・・戻ってくるとなぜか母は笑顔。
帰り道でシロさんがケンジに「親父と何を話してたんだ?」と聞くと、お父さんはずっと聞きたいことがあったみたいよと。
父「君がそうやってスーツを着て来たって事は 家で女の格好をしてるのは 史朗の方なのか!?」
という、何ともゲイを理解していない質問なのでした・・・。
ケンジは「史朗さんは一度も女装した事はありませんよ」と答えたとのこと。
この話を聞いて、父も母も安心したようです。
恋人の実家で両親とごはんを食べられたことに感動のあまり泣いてしまうケンジでした。
#51 富永家ミチルさんの結婚
ジムのプールで遠泳し、サウナに入っているシロさん。
突然肩をトントンされ振り向くと富永さん。
知り合いが居て良かった~という富永さんと、あまり関わりたくなさそうなシロさんですが、夕飯におよばれしてしまいます。
富永さんが上機嫌だったのは、結婚しないと言っていた娘のミチルさんが、できちゃった結婚することになったからなのでした。
4巻の#31でミチルさんの結婚や子供のことで軽い喧嘩になっていましたが、ここで目出度く結婚が決まりました。

ということで今回のメニューです。
- うどんすき(甘塩たら、鶏モモ肉、カキ、わたりがに、ホタテ、アサリ、白菜、水菜、しいたけ、ねぎ、ゆでうどん)
- にんじんとこんにゃくのごまみそ炒め
魚介の旨みを吸ったうどんがまた美味しいとのこと。
「あたしがおばーちゃんかあ・・・」と呟く佳代子さん。
昔に不妊治療をしてやっとできた子を死産してしまったことがあり、子供を諦めたときにぐうぜんできたのがミチルさんだったという話をします。
あんなにあっさりと人に言えるようになっちゃったという佳代子さんと、筧さんも海千山千の弁護士だけあってさらっと流してくれたしさと富永さん。
帰り道でシロさんは結構深刻な告白だったよね?!と気が付き、うかつな受け答えしちゃってなかったかと思いますが、そういうことではなく、どこん家もみんな何かしらはあるって事だと思い直し、「富永さんのお嬢さんもどうかお幸せに」と思いながら帰ります。
#52 三角関係
今回はケンジの勤め先の美容室のお話。
ベテランの麻生さんが辞めてしまったものの、タブチくんが絶好調です。
それでもケンジには悩みのタネがあり・・・。
ということで今回のメニューです。
- キャベツとほうれん草入りマーボー春雨
- 新玉ねぎとわかめのポン酢しょうゆがけ
- かぶとベーコンの豆乳スープ
食べながら、店の経営が上手くいってないのか?と心配するシロさん。
増設したエステのお客もついて、お店の経営はむしろ良いのですが、他に心配事があるというケンジ。
実はエステティシャンは店長のヒロちゃんの奥さんであり、エステの固定客となった妹島さんはヒロちゃんの浮気相手なのです。
ハラハラするケンジとは対象的に、ゴシップ大好きタブチくんは大喜びです。
店長ヒロちゃんと妹島さんの浮気については4巻にも出てきました。

#53 カフェでスコーン
ゴールデンウィークにふたりでスーパーへ買い物です。
レジはもちろんあのオバサン(5巻#35)です。
今回は生物も買っていますが、保冷バッグもあるということで、ケンジの強い希望で隣駅のカフェに向かいます。
かわいいカフェと本格的なスコーンにテンションの上がるケンジと、喫茶の感性はふつうのおっさんながらケンジに合わせるシロさんでした。
ということで今回のメニューです。
- 卵とアスパラ入り海老チリ
- にんじんともやしのナムル
- 梅わさびやっこ
- じゃがいもとわかめのみそ汁
カフェに付き合ってくれたことに感謝するケンジですが、シロさんはカフェぐらい何度でも付き合うよと言い、さらにこれからは俺のおごりで!とまで言います。
ケンジは散財してしまいますが、シロさんはその分ケチればいいからと。
#54 ジルベールのキムチチゲ
珍しくジルベール主役回です。
実はデイトレーダーのジルベールは、家賃も食費も小日向さん持ちなので、典型的なその日暮らし。
今日は目標額に達したのでデイトレードを終わりにして、ジムで運動した後、お腹が減って帰宅です。
ということで今回のメニューです。
- キムチチゲ ジルベール風(あさりととうふ入り)
- 白いごはん
すきっ腹にがっつりにんにく味に大満足のジルベール。
夜になって帰宅した小日向さんを手球にとりながら、残ったキムチチゲを食べさせます。
#55 母親からの依頼
シロさん仕事中ですが、母親から知り合いが亡くなったという電話が。
しかも「自分の死んだ後のことは筧久栄さんにお任せする」という遺書が出てきたとのことで、母親はオロオロとしています。
母親からシロさんへ依頼されたという形で弁護士の仕事として引き受けることになりました。
遺品の片付けは息子として手伝っていると、遺言書の財産目録にはなかった預金通帳が出てきて、仕事が増えることに・・・。
ということで今回のメニューです。
- アジの塩焼き(ポン酢で)
- なすといんげんと豚肉の煮物
- オクラ納豆
- キャベツと玉ねぎとあげのみそ汁
夏っぽくなってきたおうち和食です。
#56 シロさん大忙し
大企業の倒産案件が舞い込み、シロさんの勤める法律事務所は大忙しとなります。
夕飯をケンジに任せるばかりか、珍しく日付が変わってから帰宅してくるほどの忙しさ。
今日は一緒に食べれるかなと期待しながら夕飯を作るケンジですが、シロさんの大忙しは終わらず、2週間も一緒に夕飯を食べられない日々が続いています。
ある日、ケンジは自分の欲望の赴くままに巨大オムライスを作ります。
そこにシャワーと着替えのために帰ってきたシロさん。
ということで今回のメニューです。
- デミグラスソースのオムライス
- ほうれん草のおひたし
- キャベツときゅうりとにんじんの浅漬け風
「五臓六腑にしみわたるとはこの事だ うまい・・・!」と言い、副菜まであることに感動するシロさんと、作っておいて良かった~とケンジ。
きのう何食べた?7巻の感想
前半でクリスマスディナーからシロさん実家、富永家ミチルさんの結婚、ケンジ美容室の三角関係と重量級のネタが続きましたが、その分後半は軽めでした。
シロさんがケンジを実家に連れて行ったのは「きのう何食べた?」史上に残る思い出深い回でしたね~。
そして、その後の富永家ミチルさんの結婚と佳代子さんの過去話の下りもなかなかに深くて好きです。
料理としては、僕はジルベールのキムチチゲが結構気に入っていて、これをきっかけによく作る定番メニューになりました。
キムチとアサリと豚肉は必須で、後の具材はお好みでOKという手軽さながら、がっつり美味いのでオススメです。
8巻では富永家に無事に赤ちゃんが生まれます!
