セブンには2種類の納豆が販売されています。
1つは『極小粒納豆』で税抜68円(追記:78円に値上げされてしまいした・・・)、もう1つは『北海道産大豆 小粒納豆』で税抜93円です。
ぱっと見でアメリカ産大豆と国産大豆という違いは分かるのですが、より詳しく、具体的な味や栄養成分について比較してみたのでご紹介します。
これを読めば、どちらの納豆を買うことにするか決められるようになると思います。
セブンイレブンの2種類の納豆の違いは?
2種類の納豆パッケージ
セブンイレブンでは2種類の納豆を販売しています。
安いほうが『極小粒納豆』で税抜68円、高いほうが『北海道産大豆 小粒納豆』で税抜93円となっています。
左が安いほうの『極小粒納豆』です。
右が高いほうの『北海道産大豆 小粒納豆』です。こちらの方にはパッケージに「北海道産大豆100%使用」とか「小粒」とかの記載があり、セブンさんが売りたい感がビシビシ伝わってきますね。
ちなみに、どちらも3パック入りで、1パックあたり89キロカロリーといのは同じです。
原材料と栄養成分
引き続き、左が安いほうの『極小粒納豆』、右が高いほうの『北海道産大豆 小粒納豆』です。
原材料の大豆は生産地が違います。
『極小粒納豆』はアメリカ産、『北海道産大豆 小粒納豆』は商品名から明らかですが、国産(北海道産)です。
それ以外の原材料についてはすべて同じです。
意外だったのですが、栄養成分は違いがあります。アメリカ産大豆と国産大豆で結構違うものなんですね。
1パックあたりの栄養成分がこちら。
極小粒納豆 | 北海道産大豆 小粒納豆 | |
---|---|---|
エネルギー(kcal) | 94 | 94 |
たんぱく質(g) | 7.1 | 8.1 |
脂質(g) | 5.1 | 4.7 |
炭水化物(g) | 6.9 | 6.6 |
ナトリウム(mg) | 1 | 1 |
食塩相当量(g) | 0.6 | 0.6 |
つまり『北海道産大豆 小粒納豆』の方が、高たんぱく、低脂質・低糖質なんです。
少し高いだけのことはあって健康には良いですね。
納豆パックの中身
左が『極小粒納豆』、右が『北海道産大豆 小粒納豆』ですが、納豆パックを開けた状態だとどっちがどっちか分からないほど同じです。
たれとからしは全く同じ物だと思います。
たれとからしを退けて、フィルムも剥がしてみます。
納豆が出てきました。
右の『北海道産大豆 小粒納豆』の方が、1粒が大きめです。納豆菌の白さもこちらの方が強い感じです。
納豆を混ぜて、からしとたれも投入してみました。
混ぜている感じでは、『北海道産大豆 小粒納豆』の方が粘りが強い気がしました。
写真の見た目的にも、若干、右の『北海道産大豆 小粒納豆』の方がネバネバ成分が多い感じです。
2種類の納豆を食べ比べてみた感想
『極小粒納豆』を食べてみた感想
大豆が柔らかく、極小粒なので豆の味が強いということはありません。
はじめに思ったのは、いつも食べている納豆に近い!という感想でした。
僕が昔から好きな納豆は、おかめ納豆の『まろやか旨味』という納豆なのですが、『極小粒納豆』はこれにかなり近いです。
ちなみに『まろやか旨味』はコレです。
おかめ納豆の『まろやか旨味』も大豆はアメリカ産またはカナダ産なので、味も似ているんだと思います。
『北海道産大豆 小粒納豆』を食べてみた感想
大豆が固めでしっかりしており、豆の味が強いです。
納豆好きな方は、こっちの方がオススメです。
どっちが美味しいかは人による
僕も妻も『極小粒納豆』の方が好きでした。(アメリカ産大豆で安いのに・・・)
『北海道産大豆 小粒納豆』の方は豆の味が強いので、本当に納豆好きな方は気に入ると思います。
それほど納豆好きじゃなく、納豆の栄養や効果を期待している方には『極小粒納豆』の方が豆の味が弱く、食べやすいと思います。(僕も妻もこちら派)
残念!極小粒納豆が高くなった
リニューアル
2019年3~4月頃に『極小粒納豆』のパッケージが変わりました。
そして残念なことに、税抜68円から税抜78円(税込84円)に値上げされました。
せっかく安くて美味しい納豆を見つけたと思っていたのに、値上げされてしまいました。
味については以前の『極小粒納豆』と違いは無いように思いました。
原材料と栄養成分
大豆はアメリカ産のままなので、パッケージのリニューアルだけかと思っていたのですが、意外にも栄養成分は変わっていました。
新旧の極小粒納豆と、お高めの北海道産大豆 小粒納豆の3つの栄養成分を比較してみました。
(旧)極小粒納豆 | (新)極小粒納豆 | 北海道産大豆 小粒納豆 | |
---|---|---|---|
エネルギー(kcal) | 94 | 88 | 94 |
たんぱく質(g) | 7.1 | 7.9 | 8.1 |
脂質(g) | 5.1 | 4 | 4.7 |
炭水化物(g) | 6.9 | 6.7 | 6.6 |
ナトリウム(mg) | 1 | 1 | 1 |
食塩相当量(g) | 0.6 | 0.6 | 0.6 |
以前の(旧)極小粒納豆と比べると、(新)極小粒納豆の方が高たんぱく・低脂質となっていて、北海道産大豆 小粒納豆と比べても遜色ないレベルになっています。
10円高くなった分、アメリカ産大豆の質が良くなったということだと思われます。
まとめ
セブンイレブンでは2種類の納豆、『極小粒納豆』と『北海道産大豆 小粒納豆』を売っていますが、その違いまとめてみました。
▼2019年3月以前バージョン
極小粒納豆 | 北海道産大豆 小粒納豆 | |
価格 | 税抜68円 | 税抜93円 |
大豆 | アメリカ産 | 国産(北海道産) |
栄養 (比較すると) |
低たんぱく 高脂質・高糖質 |
高たんぱく 低脂質・低糖質 |
大豆の大きさ | 極小粒 | 小粒 |
大豆の味 | 弱い | 強い |
オススメする人 | 納豆はそれほど | 納豆好き |
▼2019年3月以降バージョン
極小粒納豆 | 北海道産大豆 小粒納豆 | |
価格 | 税抜78円 | 税抜93円 |
大豆 | アメリカ産 | 国産(北海道産) |
栄養(比較すると) | ほぼ変わらず | ほぼ変わらず |
大豆の大きさ | 極小粒 | 小粒 |
大豆の味 | 弱い | 強い |
オススメする人 | 納豆はそれほど | 納豆好き |
新しい極小粒納豆は栄養成分は比較してもほぼ変わらないレベルになりました。
味については未だに差があると思いますが、それは好みの問題ですので、栄養と価格だけで考えると安い極小粒納豆の方が優れていると思います。
我が家は、それほど納豆好きという訳ではなく、栄養や効果を期待して納豆を食べているので、安い方の『極小粒納豆』がお気に入りです。
一方で、納豆好きの方には豆の味が濃い『北海道産大豆 小粒納豆』がオススメです。
特にこだわりがなければ、一度セブンの2種類の納豆を食べ比べてみて、どちらが好きか試してみてはいかがでしょうか?