引越しでDMM光を契約してから半年ほど。
なんとまた引越しすることになってしまいました・・・。
DMM光を契約してからまだキャッシュバックをもらえていませんし、2年未満なので解約料もかかります。
それならばということで、引越し先でも継続してDMM光を使うことにしました。
手続きの流れや費用について実際に体験したことをご紹介します。
DMM光を契約した経緯
そもそもDMM光を契約した経緯については、過去に記事にしていますので、興味があればご覧ください。
DMM光を選んだ理由
簡単に言えば、老舗のプロバイダーよりもインターネット企業の方が利便性が高いことが理由です。
当時のキャンペーンにより、工事費無料、キャッシュバック20,000円、24ヶ月未満は解約料9,500円という内容でした。
DMM光のサービス開通の流れ
新規にDMM光を利用する場合のサービス開通の流れについて、実際に体験したことをまとめています。
引越し先でもDMM光を使う手続きと費用
それでは今回の本題の、引越し先でもDMM光を使う場合の手続きと費用についてご紹介します。
DMM光 重要事項説明書
基本的なことは「DMM光 重要事項説明書」に記載されています。
引越しに関わる部分を引用してご紹介します。これらの部分に目を通しておくと、DMM光サービスセンターに電話したときに理解が早いと思います。
<移転・引越しについて>
移転のお申し込みにより、引越し先で引き続きDMM光をご利用いただけます。
移転手続き(引越手続き)に関しては、まず引越し先のご住所にてDMM光が利用できるかどうかを確認する必要がありますので移転・引越しはDMM光サービスセンターにご連絡ください。
移転により一部サービスがご利用いただけなくなる場合や、ご利用機器の交換、再設定等が必要となる場合があります。
引越し先で引き続きDMM光をご利用の場合は工事費が発生します。工事費はご利用の回線により異なります。
引越し先がDMM光回線未対応エリアや回線工事が困難な場合、最低利用期間以内なら残りの期間にかかわらず、解約手数料が発生いたします。
引用元:DMM光 重要事項説明書
ということで、DMM光は移転を申し込むことによって、引越し先でも継続して利用することができます。DMM光と言ってもNTTの光回線を使うだけなので、日本全国、よっぽど辺鄙なところでない限り継続して利用できます。
逆にDMM光が利用できない=NTTの光回線が利用できないということなので、DMMでなくても光回線は利用できないことになります。
注意点は、引越し先で継続利用する場合、工事費が発生するということです。
この工事費についても「DMM光 重要事項説明書」に記載されています。戸建向けで18,000円、マンション向けで15,000円となります。
(移転[引越し]工事費)
工事方法 工事費 ファミリータイプ
(戸建向け)派遣工事 18,000円※1 マンションタイプ
(集合住宅向け)派遣工事 15,000円※1
引用元:DMM光 重要事項説明書
DMM光サービスセンターへ電話
ネットで手続きできないか探してみたのですが、おそらく不可能です。電話するしかありません。
DMM光サービスセンター(0120-660-481)は、10:00~18:00の営業です。年末年始は受付をしていません。
携帯・PHSからでも利用できるフリーダイヤルなのが嬉しいです。
平日昼間にしか電話したことがありませんが、すぐに繋がるか、2~3分待ちで繋がるか程度で、他のコールセンターと比べると格段に繋がりやすいと思います。
(ユーザーが少ないのかな?)
DMM光サービスセンターの方に引越しすることになり、引越し先でも継続利用したいことを伝えました。
引越し先の住所を伝えると、すぐに利用可能との案内でした。
注意点として以下の内容の説明がありました。
- 引越し先ではマンションタイプが利用できないため、ファミリータイプ(戸建て向け)となること。(※これは僕の引越し先の都合上仕方ありません)
- その他のオプション等は変更なして良いか確認。
- 工事費として18,000円が発生すること。
- 工事費は料金支払と同様にクレジットカードで決済されること。
- 最短の工事日。(※意外にも1週間後という超早めの案内でした)
- 工事について管理会社に確認をとって欲しいとのこと。
- 光回線終端装置(光回線の契約時にもらって接続する黒い箱)が変更になるので現在利用しているものは返送してほしい。返送キットを送るとのこと。
おおよそ思っていた通りだったので特に問題はありませんでした。
管理会社への確認について
光回線の工事を行うにあたって、僕の場合はそもそも電柱からマンション内へ光回線を引き入れる工事が必要とのことでした。
そのため、管理会社に対して、以下の方法で工事しても良いか確認をとってほしいと言われました。
- 電話線等の配管を使用して光回線を開通させる
- エアコンのダクトを使用して光回線を開通させる
- 外壁にビス止めまたは穴あけで光回線を開通させる
大体は前者の2つの方法で可能なはずですが、最終手段として3つ目があります。
管理会社に電話したところ、3つ目でなければ問題なし。3つ目になりそうなら連絡してほしいとのことでした。
光回線終端装置の返却
返却キットを送付する手続きには1週間程度かかるということで、早めに電話しないと引越しに間に合わない可能性があります。
その場合は、引越し先に返却キットを送ってもらうこともできるので、DMM光サービスセンターに相談しましょう。
返却キットというと大げさですが、光回線終端装置を入れるための紙袋と、ゆうパックの着払い送り状が来るだけです。
引越し先での回線工事
指定された工事日の当日になっても、いつ工事に来るのか電話がありませんでした。
DMM光サービスセンターに電話してみると、3時間幅で教えてくれました。
その時間帯の30分くらい前に、「今から行きます」と実際の工事担当者から電話が来ました。
通常であればこれで開通&DMM光の継続利用が完了します。
回線工事後にネットがつながらない?!
IPv6からIPv4へ
回線工事も終了して、光回線終端装置や無線LANルーターを接続し、ついにネットがつながる!と思ったのですが、なかなかつながりません。
IPv6なのでしばらく時間がかかると、機器が認識されてネットにつながるはずです。
しかし、4~5時間経ってもネットにはつながりませんでした。
そこでDMMテクニカルサポートへ電話してみました。
引越しによる回線工事が終わったのにネットにつながらないと説明したところ、
- 通常は(IPv6でも)すぐにつながるはず
- ただし、NTT側の処理遅れ等でつながらないケースが報告されている
- 2~3日すれば自動でつながるはず
- それまでの間はID/PASSを発行するのでそれで接続してほしい
- DMM光マイページに2時間後くらいに反映する
- IPv6で普通に使えるようになったらID/PASSは削除する
ということでした。
電話が終わって時間どおり2時間ほど経つとDMM光マイページにID/PASSが発行されていました。
DMM光マイページ → 顧客・契約情報 → ご契約オプション内容という欄です。
あとは、無線LANルーターにこのID/PASS(プロバイダ情報)を入力・設定すれば、ネットにつながりました。
設定方法は無線LAN親機のメーカーサイトを見ると分かりやすいです。
僕の場合はIODATAの無線LANルーターなのですが、無線LANルーターにLANケーブルを接続したPCからブラウザで192.168.0.1で設定画面を開くことでプロバイダ情報を入力・設定できました。
▼僕が使っているDMM光IPv6にオススメの無線LANルーターです。
IPv4からIPv6へ
上記の対応でネットに繋がり、快適に使用していました。
ところが、ある日突然、再度ネットに繋がらなくなりました。
DMM光のマイページを見てみると、発行してもらったIPv4用のユーザーIDとパスワードが消えていました。
DMM光のテクニカルサポートに電話したとき、IDとパスワードは一時的なもので、IPv6網で認識されたら消去しますという風に言われていました。
ということで、再度、無線LANルーターの設定を変更する必要がありました。
こちらがIODATAの無線LANルーターの設定画面です。
PPPoE認証によるIDとパスワードで接続していたものを、「v6プラス,IPv6オプションなど」を選択して設定しました。
すると、再度ネットに繋げることができました。
回線工事を行う場合の注意点
回線工事は大変・・・
僕の場合、1回目の回線工事では完了しませんでした。
それは、回線工事に必要な場所に鍵がかかっていて入れず、物件オーナーも不在であるためどうにも出来なかったからです。
工事日は自分で管理会社に伝え、必要であれば立ち会ってもらう必要があります。
DMM光サービスセンターから、管理会社の担当者名と連絡先を教えて欲しいと言われて伝えていたのですが、DMMや工事担当者と管理会社が連絡を取り合っていた訳ではないそうです。
回線工事を行うのが初めてだったので、これは知りませんでした。
ということで、工事延期となり、2回目の工事はなんと10日後・・・。これだけネットが使えなくなるのは辛いです。
引越しの隙間はTry WiMAXが便利
引越しの際に光回線のインターネットが使えない期間は、何日か発生してしまうことが多いと思います。
僕も、上記のように回線工事が延期となったため、10日間以上に渡ってネットが使えない状況に陥りました。
そこで閃いたのが、Try WiMAXの利用です。
光回線ではないものの、持ち運びできる高速インターネットを、15日間無料でお試しできます。
実際に利用してみた様子は別記事にてご紹介します。
まとめ
引越し先でもDMM光を継続利用するための手続きと費用についてご紹介しました。
工事費用が発生してしまいますが、僕の場合はわずか半年の利用であったため、キャッシュバックと解約料を考えると、引越し先でも継続利用した方が良いと判断しました。
また、初めて回線工事を体験したのですが意外に大変でした。
この体験レポートで皆様の回線工事はスムーズに完了できれば幸いです。
ちなみに、そもそもDMM光を選んだ理由は【光回線】価格.com経由ではなく、DMM光にした理由にまとめていますので、チェックしてみてください。
あと最後にちらっと書いたTry WiMAXは、かなり爆速で、使い勝手も良いので驚きでした。引越しの際には光回線が使えない間のリカバリープランとして申し込んでおいた方が良いと思います。
実際に使ってみた様子や感想は、無料でWiFiレンタル!Try WiMAXの利用レビューにまとめています。