6月上旬に梅雨入りとなりました。
雨ばかり降っていることはないものの、やっぱりジメジメと湿度の高めの日々が続いています。
梅雨入りと時を同じくして、目が非常に痒くて、充血しまくるようになってしまいました。
最初は花粉症(この時期はイネ科)かと思ったのですが、鼻水はほとんど出ない上、目の痒みが花粉症以上でした。
調べてみると梅雨のアレルギーとしてダニが原因のもとが多いと分かりました。
そこで、家ではダニ対策を行いつつ、眼科に行って目薬を処方してもらいました。
ダニ対策
ダニ対策は2段階で行う
畳や布団からダニを取り除くには、2段階で対策を行う必要があります。
それは、
- ダニを殺す
- 死んだダニを吸い取る
です。
生きたダニを吸い取ることは難しいそうなので、まずはダニを倒して、死んだダニを吸い取る必要があります。
ダニアレルギーは死んだダニでも起こるので、ダニを倒すだけではなく、しっかり吸い取るところまでやり切らねばなりません。
また、梅雨の時期は、ダニアレルギーだけでなく、ハウスダストやカビの可能性もありますのでこれらを吸い取る意味もあります。
ダニを殺すには
これは昨年も行ったのですが、布団を干すことと、ダニ対策の商品を使いました。
詳しくはこちらの記事をご確認下さい。
ダニを吸い取るには
とにかく掃除機をかけまくります。
畳1枚に30秒~1分ほどかけて吸いました。
また、布団も掃除機でガンガン吸い取ります。
レイコップに代表されるような布団クリーナーという商品もありますが、あれも結局は掃除機と同じで吸い取っているだけです。
効果に多少の違いはあるでしょうが、掃除機でガンガン吸い取るのも有効です。
更なる対策:除菌する
アレルギーの原因は、ダニだけでなく、ハウスダストやカビである可能性もあるため、更なる対策として、除菌も徹底しました。
それは、
- 畳を除菌アルコールのウェットティッシュで拭く
- 布団全体に除菌ファブリーズをかける
の2つです。
重要事項:こまめにやる
そして梅雨の時期に重要なのが、とにかくこまめにやるということです。
結局はいたちごっこでしかありませんので、こまめに換気・掃除をすることを心がけましょう。
最低でも週2回はやったほうが良いようです。
眼科に行ってみた
根本的な対策は上記のダニ対策なのですが、とにかく目がかゆいため、対処療法として眼科にも行ってみました。
市販薬はあまり効かなかった
その前になぜ眼科に行ったかというと、市販薬があまり効かなかったからです。
普段の花粉症であれば、市販薬の目薬でだいぶ症状が軽くなります。飲み薬のアレグラも併用すると、ほとんど平気になります。
にも関わらず、今回のアレルギー症状は、ザジテン目薬+アレグラでも一向に軽くなりませんでした。
花粉症対策の目薬はこちらの記事もご確認下さい。
眼科医の談
ということで、眼科に行ってみました。
症状を話し、目を調べてもらって、以下の見解を得ました。
- 目にはアレルギー反応が出ている(充血・目がゴロゴロする)
- 梅雨の時期なので、原因として、いちばん確率が高いのはダニ
- 他にあるとすればハウスダスト
- 目薬を2種類処方する
- アレルギーを抑えるステロイド入り
- 1日4回
処方された目薬①:フルオロメトロン
ステロイド入りで、アレルギーや目の炎症を強力に押さえ込む目薬です。
ステロイド入りの目薬は市販されていませんので、アレルギーが強烈な場合は、眼科に行ってステロイド入りの目薬を貰うのが良いと思います。
フルオロメトロンは、目だけにステロイドの効果を作用させ、全身には影響しないので、副作用が最小限に留められる安全な目薬とされています。
処方された目薬②:レボフロキサシン
ステロイド入りではありません。結膜炎などの治療に用いられる細菌を殺傷する目薬です。
細菌感染による炎症を抑えたり、細菌感染を予防する効果があります。
今回の僕の症状はアレルギーなので、フルオロメトロンが効くのだと思いますが、レボフロキサシンも併用することで細菌感染の場合の炎症にも聞きますし、何より細菌感染を予防できるので処方されたようです。
眼科で処方された目薬は効いた
1日4回で目薬をさしましたが、1日目から効果が実感でき、2日目にはほとんど治りました。
さすがステロイド目薬・・・といった感じです。
市販薬(ザジテンとアレグラ)では全く効きませんでしたが、ステロイド入りの目薬はやっぱり効きました。
まとめ
梅雨の時期に入って、目がかゆくて充血してどうしようもなくなったのですが、ダニ対策と眼科で処方された目薬によって、症状は改善しました!
ステロイド入りの目薬の効果の高さを思い知った感じです。
しかしながら、目薬は対処療法でしかないため、根本解決として、こまめな掃除・ダニ対策を心がけて、再発しないようにしたいと思います。