金沢出身者の僕が、勝手にソウルフードだと思っているのが芝寿しです。
名前がややこしいのですが、会社名が「芝寿し」であり、商品名が「笹寿し」であり、料理方法の一般的な名前は「押し寿司」です。
ホントややこしい!
でも、金沢に来たら、握り寿司だけでなく、この笹寿しも食べてほしいと本当に思っており、全力でオススメしたいと思います。
金沢のソウルフード
押し寿司を作る家庭が多かった
僕の実家でも昔は、お祭りのときやお正月に押し寿司を作っていました。
形はほとんど芝寿しと同じで、2枚の笹の葉で酢飯と魚を包み、綺麗に並べて重しを置いて四角の形に成形していました。
金沢では昔からハレの日に、このような押し寿司を作っていたので、押し寿司=笹寿し=芝寿しは金沢のソウルフードだと勝手に思っています。
芝寿し物語
芝寿し・笹寿しの誕生は、公式WEBサイトに「芝寿し物語」として記載されています。
ざっくり要約させていただくと、東芝のショールームで炊飯器を販売していた創業者が、実演で余ったご飯を有効活用しようとして始めたのが「芝寿し」であり、金沢の「押し寿司」をアレンジして作り上げたのが「笹寿し」であるとのことです。
なぜ「芝寿し」なんだろう?と前から疑問だったのですが、どうやら、東芝の「芝」から取ったのですね。(名言はされていないのですが、おそらく・・・)
金沢駅 百番街あんと入口に芝寿し有り
百番街あんと
そんな芝寿しですが、金沢駅 百番街あんとの入口にお店が有ります。
駅(改札)からも近いし、入口の真ん前なので混み合う中央部分まで行かなくても良いので、なにげに超特等席の店舗位置だと思います。
絶対のオススメは笹寿し
まずは看板商品の笹寿しを食べてもらうのが良いと思います。
鯖×4個、鯛×3個、鮭×3個の10個セットがスタンダードです。10個だと多いと思われるかもしれませんが、お昼ごはんとしてなら5個くらいは食べられると思いますので2人分です。
僕は鯖がいちばん好きなので、魚好き(青魚好き)の方にはこのスタンダードをオススメします。
青魚はちょっと苦手という方には、鯛×5個、鮭×5個の10個セットもオススメです。
また、冬限定だと思いますが、鰤の笹寿しもあります。昔は無かったので僕はいまいちピンと来ないのですが、冬の北陸といえば鰤なので、観光客向けに開発したのでしょうね。
鰤も美味しいのでオススメですが、10個セットの場合、鯖の代わりに鰤になってしまうのが難点です。鯖がいちばん美味しいのに・・・。
笹寿しだけでなく駅弁も
芝寿しは、笹寿しだけでなく、駅弁も販売しています。
僕も昔は帰省のたびに芝寿しで駅弁を買って、食べながら特急に乗っていました。(昔なので特急です。店の場所も違いました)
しかし、今はもうその駅弁はありません。卵と鶏のそぼろで2色弁当でした。復活してほしい・・・。
ということで、残念ながら、今ではオススメできる駅弁は分かりません。
でも笹寿しがあんなに美味しいので、まずは笹寿しに挑戦していただき、お気に召せば他の駅弁なども試していただければと思います!
まとめ
めずらしく感情的な投稿となってしまいました。
それほど芝寿しの笹寿しは大好きなのでオススメしたいです。
金沢へお越しの際はぜひ!