松竹から株主優待品が届きました。
映画鑑賞に使える優待ポイントです。映画館は値段が高い高いと言われていますが、確かに正規料金の1,800円は高いですね。
とは言え、例えば、飛行機なんかも正規料金はめちゃくちゃ高いですが、早割を使ったりすることで安くなります。僕は映画館も同じだと思っていて、正規料金は高いですが、各種割引デーや前売り券、株主優待を利用すれば安く観ることができるので、そういうものを利用すれば良いと思います。
8月末基準の株主優待で、10月中旬に届きました。実際の映画鑑賞の利用は12月1日からとなります。
松竹(9601)の2016年8月の株主優待について
株主優待制度の内容
保有株式数に応じて、映画優待ポイントおよび演劇優待ポイントが貰えます。演劇優待ポイントは3,000株以上からで投資金額が300万円を超えることからあまり現実的ではないため省略します。
映画優待ポイントは保有株式数に応じて以下のように貰えます。3,000株以上は演劇優待の方も貰えるためか、映画優待ポイントの比率が悪くなっていきます。
保有株式数 | 6ヶ月間の優待ポイント数 | 映画鑑賞回数 |
1,000株以上 | 80pt | 8回・人 |
2,000株以上 | 160pt | 16回・人 |
3,000株以上 | 200pt | 20回・人 |
5,000株以上 | 280pt | 28回・人 |
8,000株以上 | 400pt | 40回・人 |
10,000株以上 | 480pt | 48回・人 |
現実な投資金額は1,000株かと思います。半年間に8回・人も映画館に行ければ十分です。
権利日の逆日歩
2016年8月31日の逆日歩は1,000株あたり9,200円でした。昨年は600円でしたので、一気に高額となってしまいました。
今回の場合、9,200円で映画8回なので、1回あたり1,100円を超えているので正規料金よりは安いものの、あまりお得感はありません。
映画優待ポイントについて
優待ポイントの内容
基本的には10ポイントで1回の映画鑑賞ができます。株主本人だけでなく、家族や友達分も購入可能です。これに加えていくつかの注意事項があります。
- 3D映画は1回で15ポイント必要
- 1ヶ月で利用できる上限は40ポイント
- 公開初日、先行上映、イベント等では利用できない
- 新宿ピカデリーでは公開2週目以降でのみ利用可能
- 新宿ピカデリーは1回で20ポイント必要
人気映画館の新宿ピカデリーはポイントが使いにくくなっていますね。
利用できる映画館
全国で以下の映画館で利用できます。
東京ですと、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、東劇、MOVIX亀有、MOVIX昭島で利用できます。ピカデリーは消費ポイントが倍なので、できれば他の映画館で使いたいですね。
利用方法
残念ながらWebでの予約はできないようです。演劇が出来るのだから映画もできるようにしてほしいですねえ。ポイントが転売されてしまうことを考慮してでしょうか。
実際の使い方は、優待として送られてきたゴールドカードを映画館のチケット窓口で見せることで映画チケットを購入できます。恥ずかしいほどのゴールド感が、昭和的な松竹らしいですね・・・。
まとめ:松竹の株主優待おすすめ度
ニュートラルです。来年の取得は未定です。
今回は高額な逆日歩となってしまい、クロスでの優待取得ではお得感がありませんでした。とは言え、正規料金や前売り券よりも安いことを考えると、映画好きには悪くないと言えると思います。
半年ごとに発生する優待なので次回は来年2月となりますが、逆日歩の状況を確認しつつ、取得するかどうかは慎重に検討したいと思います。