映画「LIFE!」感想:これは妄想か現実か?!ベン・スティラーのロードムービー【ネタバレ】

映画LIFE!ポスター

The Movie DB

ベン・スティラー監督・主演のLIFE!を観ました。

Amazonビデオで250円でレンタルし、Chromecastでテレビで観るという初めての試みでした。少し音や映像がカクついたのですが、最後まで観ることができました。

TSUTAYAに行けば旧作DVDで100円レンタルなのかもしれませんが、借りに行って、返しに行ってという手間を考えると、ネットサービスの方が格段に便利ですねえ。

余談ですが、Amazonビデオは通常はFire TVで観るのが簡単だと思います。私はChromecastしか持っていないので、PCでAmazonビデオを再生してそれをテレビにミラーリングする方法で視聴しました。最初はiPhoneで再生してテレビにミラーリングしようと思ったのですがそれは出来ないようです。

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映画「LIFE!」の超簡単まとめ

あらすじ

ベン・スティラー演じる主人公ウォルターは、雑誌「LIFE」でネガ管理をする仕事をしている。奥手で地味な性格で、妄想癖がある。

ある日、企業再編に伴って「LIFE」の廃刊が決まり、その最終号の表紙には、有名カメラマンのショーン(ショーン・ペン)が最高傑作というNo.25のフィルムを使うことになる。

しかし、ウォルターの元に届いたフィルムにはNo.25が欠けており、フィルムとショーンを探すために冒険に出る。

まさに、「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生の目的だから」という「LIFE」のスローガンの通り。その冒険を終えたウォルターは「LIFE」と職を失うも、充実した姿で去っていく。

映画LIFE!

キャストのあれこれ

ベン・スティラーの監督・主演作となっています。かっこよくもあり、笑えるコメディでもあり、情けなさも出せると、さすがベン・スティラーといった感じです。

ヒロインはクリステン・ウィグ。あまり印象が無いです。

お騒がせの元となったカメラマンは、ショーン・ペン。渋い!言うことなしです。

気になったのは、主人公ウォルターの母親役のシャーリー・マクレーン。キャリア60年くらいの大ベテランです。超名作「アパートの鍵貸します」のヒロイン役ですが、今なお、おばあちゃんになっても可愛らしさが残っています。

大失敗の吹替版

実は「LIFE!」は前に見ようとして、ネット配信サービスで吹替版をレンタルしたことがあります。なんと、ベン・スティラーが関西弁で話します。しかもナイナイの岡村隆史です。

これを再生した人はみんな、なんでやねん!!!と叫んだに違いありません。

映画LIFE!

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10分ほど観ていたのですが、耐えられずに再生をやめてしまいました。

ネット上でも大批判されているようです。岡村隆史は「僕で大丈夫ですか?」と言ったそうですが、もちろん岡村隆史は悪くなく、これを企画した配給会社の大失態でしょう。

アメリカ人が関西弁で話すコメディさを狙ったのかと思いますが、そもそもこの映画はコメディが主軸ではありません。地味な男が冒険を通して成長するというロードムービーであり、前向きになったり自由さを感じたりする映画です。笑いを取りに行ってスベっているような映画ではありません。

ということで、字幕版で無事、映画を楽しめました。

映画「LIFE!」の面白さ

妄想か現実か?!

妄想癖のある主人公ウォルターは、映画の前半では妄想全開です。ヒロインのシェリルに対してカッコイイ行動をしたり、シェリルのラブロマンスだったりと妄想します。

しかし、ショーンを探して冒険に出たところから映画がガラリと変わります。泥酔した運転手のヘリコプターに飛び乗ったり、そこから飛び降りてサメと戦ったり。前半だったらこれは妄想でした!というオチだったはずの展開が、そのまま現実になっています。

そのため、映画の後半では、これ妄想か現実かどっちなの?!というハラハラ感すら出てきます。

映画LIFE!

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繋がる伏線

本作は、No.25のフィルムについての謎解きでもあるわけですが、ミステリーよろしく、様々な伏線が、次々と回収されていきます。かなり見事な出来だと思います。

ショーンの跡を追うウォルターは、ショーンの残したケーキを見て母親のケーキを思い出します。まさかのそのままで、それは母親のケーキだったりします。妄想癖のせいで母親がショーンに会った話をされていたことも覚えていません。

ウォルターの子供の頃の話にしても、スケボー大会で受賞したことは、重要なキーポイントになります。スケボーのおかげでショーンに迫り、シェリルの子供と仲良くなれます。学生時代にバイトしていたパパジョーンズ(ピザ屋)に、大人になってから客として入る場面も笑えます。

美しき世界

「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生の目的だから」を実践していきますが、その世界が本当に美しい!

グリーンランドやヒマラヤの景色はたまらないものがあります。オールロケで撮ったそうですが、その魅力が十分詰め込まれています。

ショーンを見つけたウォルターが二人で、ユキヒョウを見たり、夕暮れの中で現地の人達とサッカーをするシーンはとても美しいです。

まとめ

吹替版のことは忘れて、字幕版で映画「LIFE!」をぜひ。

キャストは名優揃いだし、脚本もよく出来ています。グリーンランドやヒマラヤの景色も美しく、ロードムービーの良作です。

観たあとは晴れやかな気分になること間違いありません。

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