漫画「ちはやふる」36巻の感想:理音の覚醒と千早のピンチ【ネタバレ】

ちはやふる 36巻

2017年11月13日に発売となった「ちはやふる」36巻です。

しばらく感想をサボっている間に38巻まで進んでしまったので、3巻連続でご紹介したいと思います!

36巻の表紙は理音メインです。理音の覚醒がこの巻で1番の見どころだと思います。

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ちはやふる36巻の内容・あらすじ

第184首:東日本予選・準決勝

女子の「綾瀬千早 vs. 山城理音」と、男子の「須藤暁人 vs. 真島太一」の両試合がメインストーリーです。

それぞれのもう1戦は、女子は「優木秀子 vs. 田丸翠」で、男子は「原田秀雄 vs. 美馬慧一郎」です。なんと田丸さんが残っていた!という意外な展開。

「須藤暁人 vs. 真島太一」が始まります。

太一は周防名人を思い起こさせる言動で、須藤さんを撹乱していきます。試合は太一ペースで進みます。

その頃、西日本予選では、太一や千早が勝ち抜いていることを確認した新が、次は決勝戦に臨みます。相手は東京から関西にやってきた小石川くんです。

第185首:理音の覚醒

「綾瀬千早 vs. 山城理音」が始まります。

感じの良さが特徴の2人の対戦だけあって、1音の勝負、音になる前の音の勝負です。

理音が得意としていたM音(ま行)の聞き分け勝負となりますが、千早が札をかっさらっていきます。

理音は、自分がクイーンになれば尊敬する祖母(永世クイーン、読手)がずっと読手で居てくれるという思いを持って戦います。理音に勝つ動機・欲が生まれ、覚醒した感じがあります。

祖母から教えてもらったM音の秘密、M音が読まれる前だけは余韻の消え方が違う、を使って、他の人からはフライングとしか見えない速さで札を取ります。

「次に進むのは私だよ」と理音が心で強く語ります。

第186首:絶体絶命

ここで一旦休憩とばかりに、他の試合に目が向けられます。

まずは「原田秀雄 vs. 美馬慧一郎」。美馬は自分では到底敵わないと早々に諦めており、少しでも原田先生の体力を削り、決勝で当たるであろう須藤さんの役に立とうとします。

そんな美馬を横目で見ていた須藤さんは「お前だれと試合してると思ってるんだ。もったいないぞ」と声をかけます。

そして、西日本予選・決勝へ。女子は「逢坂恵夢 vs. 結川 桃」です。大学デビューして雰囲気が変わった逢坂恵夢と、サウスポーの結川 桃の戦いは実力が拮抗していると評されています。

男子は「綿谷 新 vs. 小石川 秀作」です。小石川くんはもともと東京にいましたが、京都のかるたメーカーに就職したため、西日本予選に出場しています。奇跡は結構起こるものだというポジティブ人間の小石川くんに流れがやってきます。

原田先生が15枚差で圧勝。

ふと、他の試合を見ると、理音5-千早10、須藤4-太一9となっており、千早・太一・新の3人が揃って絶体絶命のピンチに陥っています。

第187首:新の勝利

そんな絶体絶命のピンチから一番最初に抜けるのはやっぱり新です。

落ち着いて自分のかるたを思い出し、太一や千早を思い出し、祖父を思い出し、戦います。

東日本予選で太一と千早が勝ち上がっていることを喜び、「太一が行こうとしている場所に、おれがえんかったら話にならんやろ?」と強い気持ちで札を取り、勝利します。

名人戦予選・西日本代表は綿谷新に決まります。

第188首:反撃の狼煙

太一も千早も、2-6まで追い込まれます。

空札が出ますが、囲っていた千早の手を理音が押す形となり、2人ともがお手つき(共お手)のようになります。しかし、勝つことに囚われた理音は、千早のお手つきだとして札を送ります。

そんなとき、西日本代表が綿谷新に決まったことを、机くんと肉まんくんがノートに書いて太一に教えます。太一は背中向きだった千早に気づかせるために声をかけ、千早もそれに気付きます。

「山ちゃん、さっきのは共お手だったよね?」と心の中で闘志をむき出しにする千早。

「ここから勝ちにいきます」と言い放つ太一。ここまでは太一が千早の試合と同じ札数の展開にしていただけではないかと疑念を持った須藤さんは動揺します。

新と同じステージに行くための太一と千早の戦いは続きます。

ちはやふる36巻の感想

新は負けるはずが無いと思っていることもあり、イマイチ盛り上がりに欠ける展開でしたが、「千早 vs. 理音」は理音の覚醒で勝負は分からない展開となって面白かったです。感じの良さでは理音が一歩先に出たようですが、勝ちたいと思うあまり心の弱さが出てしまったようです。

東日本予選の女子が盛り上がっているのだから、西日本予選の女子「逢坂恵夢 vs. 結川 桃」にももうちょっとスポットライトを当ててほしかったです。

もう1つのメイン「須藤暁人 vs. 真島太一」はひねくれ者同士の戦いで、どっちが勝ってもおかしくないです。

東日本予選・準決勝が終盤になったところで、36巻は終わり。37巻に引っ張られます。

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