渋谷Bunkamuraザ・ミュージアム『これぞ暁斎!世界が認めたその画力』に行ってきた感想

東急の株主優待でもらったBunkamuraザ・ミュージアムの招待券を使って、『これぞ暁斎!世界が認めたその画力』の展示会に行ってきました。

昨今の(?)浮世絵ブームもあってか、会場はかなり混雑しており、人気の高さがうかがえました。昨年は歌川国芳、今年は河鍋暁斎と、この時期のBunkamuraザ・ミュージアムは浮世絵(幕末)の展示会になっています。

今回の河鍋暁斎の展示会もかなり面白かったのでオススメです。

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河鍋暁斎という絵師

河鍋暁斎とは

幕末から明治の時代の天才絵師として知られる河鍋暁斎です。幼いころから生き物を観察して絵を描いていたそうです。同じく天才絵師として知られる歌川国芳に幼少のころに入門し、狩野派にも学びました。19歳で修業を終えても、勉強を続け、様々な画法を習得して描き続けました。その才能と努力から「画鬼」と呼ばれていたそうです。

世界で有名

世界的にも有名で、死亡した際には、その訃報が海外でも報じられるほどだったそうです。(展示会にて説明あり)

今回の展示会も、イギリスのゴールドマン氏のコレクションです。

これぞ暁斎!世界が認めたその画力

概要

テレビCMです。この音楽は何なのだろう・・・。

展示会内容と感想

展示会は章立てされており、公式Webサイトにも作品と解説があります。

序章:出会い

ゴールドマン氏が暁斎作品をコレクションするきっかけとなった作品は、<象とたぬき>や<蛙の学校>でした。特にカエルは暁斎が好きな動物だったようで、生き生きと可愛らしく描かれています。

第1章:万国飛 世界を飛び回った鴉たち

黒い墨?で描かれたカラスの絵がたくさんあります。構図が似ている作品もあるのですが、微妙な違いがあり非常に面白いです。<枯木に鴉>と<枯木に夜鴉>はぜひ見比べてみてほしいです。

私はこの1章のカラスたちが最も印象的でした。

第2章:躍動するいのち 動物たちの世界

猫や鯰、コウモリ、猿など多くの動物たちが出てきます。どれも愛らしく、原題の漫画に通ずる印象を受けます。

このあたりの展示がいちばん混み合っていたので、人気が高いのだと思います。

第3章:幕末明治 転換期のざわめきとにぎわい

暁斎の反骨精神や風刺画が楽しめます。ヒゲのある鯰は役人の象徴、三味線は猫の皮を使っていたので猫は芸者の象徴であったりします。鯰をひっくり返して、猫が引っ張っている様などはユーモラスです。

第4章:戯れる 福と笑いをもたらす守り神

宗教画という訳ではありませんが、さまざまな神の姿をユーモラスに描きます。

キリストや釈迦など様々な宗教の人物を描いた絵が印象的でした。様々な神が混在しながらもどこか自由で和気あいあいとしている日本を描いたそうで、保護主義が台頭する現代においても風刺画として成り立つほどの切れ味を持っています。

第5章:百鬼繚乱 異界への誘い

ガラリと変わって、妖怪や幽霊の図です。妻の亡骸を射精して幽霊図を制作したというストーリーからも、まさに「画鬼」と呼ばれた片鱗を感じました。

第6章:祈る 仏と神仙、先人への尊崇

観音や達磨を描く後期の作品です。展示会前半の動物たちのユーモラスさや、風刺画の鋭さを経て、静謐で力強い祈りに行き着いたというところに人生を感じます。

おまけ:笑う 人間と性

春画もあります。といってもタイトルにもある通り、笑いの方に重点が置かれていると思います。とくに年齢制限はないようで自由に入れますが、他の作品とは隔離された小スペースに展示されています。

まとめ

『これぞ暁斎!世界が認めたその画力』オススメです!

面白かった。

土曜のお昼頃に行ったのですが、会場は大盛況でした。絵を見る順番に列ができていました。休日であれば時間をずらしたり、平日に行くなどした方がゆっきり見れて良いと思います。

また、東急の株主優待で招待券をもらえてタダで見られるのでオススメです。この招待券は窓口で引き換える必要はなく、そのまま入口のモギリに行ってしまって大丈夫です。東急の株主優待については以下の記事をご覧ください。

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